長浜曳山祭り・高砂山「土屋主税」-前編

 

三番目は高砂山外題 玩辞楼(がんじろう)十二曲の内 義士外伝「土屋主税」です。こちらも歌舞伎ではお馴染みの演目です。2015年京都顔見世興行時に上演されていましたが、その時大高源吾を 仁左衛門が演じていました。舞台の花道から登場するや否や 「松島屋!」 「孝夫ちゃん!」と黄色い声援が飛び交いました(笑)  閑話休題、本題に戻ります。
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赤穂浪士の一人、「子葉」という俳名を持つ大高源吾(12歳)が 俳諧の師匠 宝井其角(きかく)(12歳) の家に、「西国のさる大名に仕官する」と別れを告げに訪れます。 お花(7歳)の甲斐甲斐しく接待する姿が和ませます。
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先客の細川家家臣 落合重蔵(8歳) は浅野家の仇討の志を問いますが、
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浅野家の仇討どころか、「二君に仕える」と聴き思わず「犬にも劣るブタざむらい」と源吾を足蹴にします。
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それでも源吾は不甲斐なき不忠の武士を装い、辞去しようとします。餞別に其角はその本心を試すべく 「年の瀬や 水の流れと 人の身は」という発句に、「明日待たるる その宝船」 とのみ付け句して去って行きます。
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その翌日吉良邸の燐家 土屋主税(10歳) は其角、落合を呼び茶会を催します。腰元のお園(8歳) は源吾の妹です。
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落合や其角は源吾の妹と雖も同席するのも身の汚れとばかりに、退席してしまいます。
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お園は兄の不甲斐なさに泣き崩れてしまいます。
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思い余って自害を図ろうとします。
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しかし土屋主税は、源吾が仕官先などを言わなかったことや、連句について聴いた「宝船」が仇討にあると真意を読みます。
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お園に兄の心意を言い聞かせたたその時、燐家から・・・
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後編に続きます。

 


by ei5184 | 2018-05-20 04:53 | 長浜曳山祭
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