出町子ども歌舞伎曳山祭り 壺坂霊験記内の段の壱

 

富山県指定無形民俗文化財・出町子ども歌舞伎曳山祭りの今年当番町 西町 による、壺坂霊験記・沢市内より山の段をお送ります。長丁場になりますが、最後までお付き合いを宜しくお願いします。

西国第六番札所大和の壺坂寺の近在・土佐町に幼くして両親と死別したお里(役者は小学6年生)は、叔父に育てられ、三つ違いの従兄の沢市を兄として慕い一緒に暮らしていました。ある日沢市は病に掛かり盲人となってしまいます。お里は沢市の妻となり三年の月日が流れました。
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掛け取りに沢市・お里の家に大家の女房・お仙(小学4年)、米屋番頭・善六(小学3年)、小間物屋娘・お花(小学2年)がやって来ます。
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金目の物は無いかと騒々しくしていると・・・
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先に沢市の留守を狙ってお里に横恋慕している遊び人・雁九郎(小学6年)が、その様子を見て出て来ます。
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雁九郎は1.5両の借金に残りは手間賃だと2両を渡します。
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その気前良さにお花は、小間物屋にも買い物に来てくれたら「お・も・て・な・し」をと、例の仕草で観客の笑いを誘いました。
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思わぬお金に三人は夫々地元にある欲しいもの、食べたい物を挙げて更に観客を沸かせていました。
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さて雁九郎は借金を立替えた事を口実に、お里に言い寄ります。
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更に言い寄る雁九郎に・・・
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困ったお里は暮れ六つに来いと約束をしてしまいます。
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雁九郎は喜んで出て行きます。
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明日へ続きます。 尚、余談ですが雁九郎とお仙は兄妹、そしてお里と善六は姉弟でした。

 


by ei5184 | 2017-06-22 04:58 | 子ども歌舞伎
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