富山の薬業は300有余年の歴史があり、「売薬」は今も全国的に知られています。そして凡その時を同じくして受け継がれている、越中八尾おわら「風の盆」も又全国に知れ渡っています。
富山駅改札口では八尾に向かう列車待ちの大勢の観光客のために、JR社員有志によるおわらを披露してくれます。
おわら踊りに欠かせない編笠が軒に灯りとして吊り下げられていました。
鏡町名物おたや階段臨時観客席や踊り場かぶりつき席は、毎朝7時~8時にはご覧のような場所を取るシートが敷かれて居ます。やがて午後7時から始る演舞時には観客で埋め尽くされてしまいます。
町流しが始るまでは夏の終りを告げる静かな通りです。
夕刻になると雪洞に灯が燈ります。往く夏の風が鈴に小さな音を入れました。
おわら「風の盆」のはじまりです。
越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ